ペインクリニックが治療を行っている主な疾患

頚肩腕症候群

頚肩腕症候群とは

頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん、英: cervico-omo-brachial syndrome)は、首筋から肩・腕にかけての異常を主訴とする整形外科的症候群の一つである。肩腕症候群(けんわんしょうこうぐん)、頸腕症候群(けいわんしょうこうぐん)などともいう。

主な症状

首筋(僧帽筋や胸鎖乳突筋)、肩、上背部、腕にかけてのこりや痛み、しびれなどで、感覚障害や運動障害を伴うこともある。目の痛みや疲れ、風邪や花粉症などによる鼻の異常、むし歯や歯周病などが、引き金になったり症状を増長させたりすることもある。

主な治療方法

■西洋医学による治療 広義の頸肩腕症候群のうち、他の病名で説明できるものは、それぞれの疾患の項目を参照のこと。 狭義の頸肩腕症候群に対しては、基本的には対症療法が行われる。 薬物療法 - 非ステロイド性抗炎症薬、筋弛緩薬、精神的要因が強い場合は抗不安薬など。筋弛緩と抗不安の両方の作用を持つエチゾラムが使われることがある。 理学療法 - 温熱療法、牽引療法など。 ■東洋医学による治療 脈が浮、実であれば、葛根湯が効くことがある。 鍼も効果があることが認められており、五十肩、腰痛、外傷性頸部症候群などとともに健康保険で鍼灸治療が受けられる疾患の一つになっている。 治療には、天柱穴、風池穴、肩井穴、曲池穴、合谷穴抔の首から腕にかけての経穴が多く用いられるが、全身症状や五臓六腑の虚実を確かめながら、取穴しなければならない。

出典元

頸肩腕症候群 - Wikipedia|http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%B8%E8%82%A9%E8%85%95%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

主な疾患例一覧

※すべてのペインクリニックで上記の疾患を扱っているわけではありません。 『全国ペインクリニック検索』で検索しホームページなどをご覧になった上で、 必ず事前に相談するか、または診療を受けてご判断ください。